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ガーダシル9(9価HPVワクチン)接種について

ガーダシル9(9価HPVワクチン)接種について

【★HPV(ヒトパピローマウィルス)とは】

ヒトパピローマウィルス(HPV)は、性交渉のある女性の半数以上が生涯で一度は感染すると(今のところ)考えられている一般的なウィルスです。

しかし子宮頸癌ばかりでなく、膀胱癌、咽頭癌、肛門癌、膣癌、外陰癌のほか尖圭コンジローマというイボなど多くの病気の発生に対して、大きく関わっていることが分かってきています。このHPVには多くの型が存在し、その中の一部が癌発生にリスクが高い型だということがわかってきています。

最近、女性20代の死亡率2番目を占めるほど子宮頸癌が増えてきていることもあり、問題視されています。日本では毎年1万人の女性が子宮を失い、3000人が亡くなっています。

【★日本の子宮頸癌ワクチンの現状】

現在、日本全国の小学6年生から高校1年生まで無料接種できるワクチンは、「サーバリックス」と「ガーダシル」の2つです。

サーバリックスはHPVのうち、2つの型(16、18型)に。ガーダシルは4つの型(6、11、16、18型)に対するワクチンになっています。この2つのワクチンでは、子宮頸癌の65%程度の発生抑制しか期待できません。

そのため海外ではガーダシル9(Gardasil9)というHPV9つの型(6、11、16、18、31、33、45、52、58型)に対応し、90%に対応するワクチンが主流になっています。(アメリカ、イギリス、オーストラリア、フィンランド、中国、韓国など、HPVワクチンが認められているほとんどの国においてです。)

従来のガーダシル(4価)よりも効き目が良いため、2020年5月22日に日本でも承認・認可されましたが、日本用の製品が市場に出回るのは一年以上かかる見通しです。なお、当院で取り扱っているガーダシルは日本で承認のおりたMSD社と同じ製品です。

【★HPV9価ワクチン(ガーダシル9)接種において知っておいて欲しいこと】
  • 安全性については問題ありません。
  • 個人輸入によって接種させていただきますが、有害事象が起こった場合のために、念のため補償制度には加入しております。ただし死亡や明らかな障害がない限り、補償は受けられません。
  • 接種1回分33,000円です。

※ご理解の上、接種のほどをお願いいたします。

【★ガーダシル9接種の日程】

11歳から14歳まで

2回接種になります。2回目は半年後になります。
(アメリカでの基準を参考とさせていただいています)

15歳以上

2回目は2ヶ月後、3回目が半年後です。
15歳以上では充分な抗体価を得るには3回接種が推奨されています。